2025年度手賀沼流域フォーラム 全体企画
モグリウムで、絶滅した手賀沼の水生植物「ガシャモク」を育てるワークショップを開催
手賀沼では絶滅してしまった水生植物「ガシャモク」を市民の手で育てていくワークショップ『手賀沼モグリウムワークショップ ~手賀沼によみがえれ!ガシャモク』 を手賀沼流域7市全てで開催します。*モグリウム…沈水植物を栽培する水槽
- 主 催
- 手賀沼流域フォーラム実行委員会
※手賀沼の浄化に関わる市民団体と流域7市(我孫子市、柏市、印西市、松戸市、流山市、鎌ヶ谷市、白井市)、手賀沼水環境保全協議会(事務局:千葉県水質保全課)でつくる組織で、手賀沼の水環境保全に向けた啓発活動を行っています - 後 援
- 公益財団法人 山階鳥類研究所
- 講 師
- 林 紀男さん(千葉県立中央博物館 上席研究員)
- 開催場所
- (開催日順)流山市、鎌ヶ谷市、印西市、白井市、我孫子市、松戸市、柏市
- 問合先
- 手賀沼流域フォーラム実行委員会 事務局 竹内
090-3907-8355
8月18日(月) 14:00-15:30
我孫子市生涯学習センター アビスタ工芸工作室
※各会場の申込み方法など詳細は、手賀沼流域フォーラムWebサイト
https://teganumaforum.com/events/events-plan/をご確認ください.
手賀沼はかつて水草の宝庫として1950年代までは20~30種が確認されていましたが、水質の悪化とともに1977年ですべての沈水植物と浮葉植物が絶滅してしまいました。沼中に繁茂していた「ガシャモク」も例外ではありませんでした。
これらの水草を復活させ、生きもの豊かな水辺環境を流域全体に取り戻すために、今年度、手賀沼流域フォーラムでは、市民団体が保存してきた手賀沼由来の「ガシャモク」の苗をモグリウム(沈水植物を栽培する水槽)で育てて、生きものたちのにぎわいを創り出す取り組みを、市民参加のワークショップとして手賀沼流域7市全てで実施します。
当日は講師の林先生のご指導のもと30L入りのポリエチレン樽の中に「ガシャモク」の苗を植えた植木鉢を沈めてモグリウムをつくり、参加者がそれぞれ持ち帰って育てます。秋頃に参加者が育てた「ガシャモク」の写真を送ってもらい、その後の生育状況を確認します(そのようすは11月上旬に我孫子市生涯学習センター・アビスタで開催するパネル展にて発表予定)。
手賀沼流域フォーラム実行委員会はこの取り組みで、「ガシャモク」復活に向けた市民のつながりを作り、将来、手賀沼の水環境が改善されたときに市民の手で保全された「ガシャモク」を沼に戻せるようにしていきたいと考えています。
【問い合わせ】
手賀沼流域フォーラム実行委員会
事務局 担当 竹内
Webサイト https://teganumaforum.com/
事務局メールアドレス teganumaforum@yahoo.co.jp
☎ 090-3907-8355
◆報道資料(プレスリリース原稿)
◆参考資料 2024年度手賀沼流域フォーラム実行委員会事業報告
「ワークショップ『モグリウムで水草を育てて生きものたちのにぎわいを創り出そう』勉強会」
https://teganumaforum.com/wp-content/uploads/2024report06.pdf